Adobe Photoshopによる入稿ガイドライン

以下の注意点をお守り頂かないと、印刷エラーとなります。弊社では入稿データの不備によるエラーは一切責任を負えませんので、十分にご注意の上ご入稿ください。完全データとは、当方でのデータのロック解除・レイヤーの統合・ロゴや文字の移動など、名刺印刷の際に一切の修正・変更等の必要の無いデータを意味します。

必ず当社指定テンプレートでご入稿ください

当社指定以外の名刺テンプレートですと正確に面付けが出来ず、断裁ずれや欠損などが起こります。必ず弊社指定のテンプレートでご入稿ください。

塗り足しについて

塗り足しは、断裁位置がずれた時のために設定します。 Photoshopで入稿する場合は、仕上がりサイズよりも四辺それぞれ3㎜ずつ大きく作成します。 例えば、仕上がりが91mm×55mmの名刺仕上がりの場合、94mm×58mmで作成します。 塗りたしが設定されていない状態の場合 背景を出さないために塗り足しを設定します。 下図の状態で、塗り足しが設定されていない場合、点線で断裁すると白地が出ます(下図参照)。 上記を避けるため塗り足しを設定します。 上下左右四辺に3mmずつの塗り足しを設定すると、断裁がずれてしまっても白地は出ません。 塗り足しは断裁のラインが外側にずれた時を想定するものです。

文字の位置について(切れてはならないデザインの対処)

塗り足しの場合と同様に、内側に余白を3㎜もうけます。 文字列やロゴなど、切れてしまっては困るオブジェクトを断裁のラインよりも3mm以上内側に配置します。 余白は断裁のラインが内側にずれた時を想定するものです。

印刷したいレイヤーにロックをかけないで下さい

印刷したいレイヤーを「非表示(下図目のマーク)」にしたりロックをかけたりしないで下さい。非表示やロックがかかっているデータは印刷されない場合がございます。

テキストのラスタライズ

テキストを打ち込むとレイヤーに「T」と表示されます。 この状態では、他のPCでデータをデータを開いた場合に、違ったフォントになってしまいます。

どのPCで開いても同じフォントで表示・印刷したい場合は 「テキストのラスタライズ」処理が必要です。 対象のレイヤーの上で右クリックし 「テキストをラスタライズ」をクリック

「T」の表示がなくなればラスタライズ完了です。

カラーモード、解像度

解像度は300dpi以上を必ず指定してください。 弊社で採用しているプロダクション印刷システムはTrue1200dpiですので、解像度が高ければ高いほどきれいに印刷されます。 「イメージ」→「画像解像度」→「解像度」が300dpi以上になっているか確認して下さい。 データのカラーモードは必ずCMYKで指定してください。 RGBデータで作成されますと色味がかなり変わります。 「イメージ」→「モード」が「CMYK」になっているか確認して下さい。 PhotoshopElementsをご使用の場合 DICなど、データ内の色を特色で指定されている場合、すべてCMYKに変換での印刷になります。 その場合色味が若干変わります。 データ制作時にお客様にてCMYKに変換してください。 特色指定による印刷エラーが出ましても、弊社では責任は負いません。

特色CMYK変換

DICなど、データ内の色を特色で指定されている場合、すべてCMYKに変換での印刷になります。 その場合色味が若干変わります。 データ制作時にお客様にてCMYKに変換してください。 特色指定による印刷エラーが出ましても、弊社では責任は負いません。

天地(上と下)

表面と裏面がタテとヨコで作成されている場合、天地の向きをデータの中に記載しておいてください。 記載が無ければ弊社の判断で印刷いたします。 記載がない場合、お客様の想定されていた天地と違っていても弊社では一切責任は負えません。

断裁ズレ

どのような印刷物でも、紙の収縮、機械の遊びなどから、ズレが1~2mm必ず発生します。 こちらをご了承の上ご入稿ください。

弊社テンプレートについて

多少の断裁ズレが出ますので切れては困る文字等は 緑の点線より内側に配置して下さい。 赤いラインは断裁ライン(実際の仕上りの位置)です。 断裁ラインまで背景などがある場合は必ず青いラインまで塗り足しをお願いします。 なお、青いラインよりも1㎜でも飛び出して制作されていたり、足らなかったりしますと断裁時の位置ずれや白場が出てしまったりしますので、 きっちり94㎜×58mmで制作してください。